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価格競争に巻き込まれたモヤシ工場を救う経営学的考え方。

先日、「スーパーからモヤシが消える!」という特集をニュースで放送していました。
そのニュースの内容を簡単に言うと、モヤシ工場が、安く安くの価格競争に巻き込まれて利益が出ず、倒産しそうだから、スーパーからモヤシが無くなるよという内容でした。

こういうケースはよくあります。
以前は、豆腐が価格競争で利益が出ず、豆腐業者が相次いで倒産したというのを聞きました。


もしかしたら、あなたの会社もそのうち価格競争に巻き込まれるかも…


ということで、価格競争に巻き込まれたときの対処方法として、モヤシ工場を考え方をご紹介します。

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価格競争から救う方法は2つ

価格競争に巻き込まれたときの対処方法は大きく分けて2つあります。

1. 売る相手を変える
2. 売る方法を変える


この2つのうち一番最適なものを選んで実行するだけで、価格競争から抜け出せるのです。
簡単でしょー

一つずつ解説していきます。

売る相手を変える

商品は、売る相手によって、売れる値段が変わってきます。

例えば、スーパーに1個15円でモヤシを売っていたとします。
そのモヤシをスーパーは、買い物客に30円で売っていました。

売る相手を直接買い物客に変えてみましょう。

そのまま15円で売ることもできますが…
25円でも売れそうですね。
なぜなら、スーパーでは30円で売っていて、それよりも安いからです。

結果、10円も価格アップに成功しました。


このように売る相手によって、売れる値段は変わってくるのです。

買い物客以外にも、飲食店や海外のバイヤー、高級スーパーなど色々な売る相手を検討してみましょう。

売る方法を変える

売る方法によっても、売れる値段が変わってきます。
いくつか例をあげます。

例① 〜専用として売る。

〜専用として売るだけで、通常より高く売れるんです。

良い例として「ノート」があります。

通常ノートは、安いモノは80円〜100円ぐらいで販売されています。

しかし、100円でしか売れないノートを、受験勉強専用ノートとして、商品開発し、販売したところ…
1冊200円以上で販売できたのです。
凄くないですか! 2倍ですよ。

普通のノートでも、もちろん受験勉強はできます。
しかし、受験で合格したいと願ってる生徒にとっては、合格率が高くなりそうな専用のノートの方が、高くても欲しいと思ったのです。


モヤシで考えるなら、ビビンバ専用やダイエット専用って切り口で考えてもいいかもしれません。

例② 量を変えて売る。

量を変えて、販売することで高く売れます。

実際に豆腐で成功したケースがあるのでご紹介します。

スーパーで売られている豆腐は、1丁80g50円〜60円販売されていました。
特売の日は30円で販売されることもあり、作っても作っても利益がでないで豆腐屋は困っていました。

本当は100円で売りたいが…
お客さんの心理は、豆腐は50〜60円で買えるもの、100円なんて高いとなっているせいで値上げもできない状態…


そこで、ある豆腐屋は考えました。
1丁80gで売るのではなくて、30g×3パックを1セットとして売る方法に変えて販売したのです。
販売価格は100円。ですが、これが大ヒット! 200万食売れたそうです。

なぜ高いのに売れたのでしょうか?
理由は、豆腐を1回で使い切れないで保存に困っていた主婦に、30gという使いやすい量がウケたからです。


このように、量を変えただけで、高く売れるのです。
モヤシも使い切りパックで販売したら売れるかもしれませんよ。

まとめ

価格競争から抜け出すには

売る相手を変える or 売り方を変える


ぜひこの2つの考え方でモヤシ工場を救ってあげて下さい!!

私だったら…
もやしって、すぐに水分出てダメになるから、小分けパックがほしいかな〜