経営オタク

かんたん使える経営学をご紹介

もう価格競争で消耗するのはやめませんか?安くなきゃ売れないという幻覚から脱出するトレーニング。

価格競争とは、簡単に言うと、値段が安かったほうが売れるという競争している状態です。


価格で勝負して何が悪いだー
お客様だって喜ぶだろー
ってご意見もあることでしょう。


確かに、価格が下がって、お客様は喜ぶかもしれません。


でも、そんなの一時ですよ。
価格に慣れれば、安い価格が普通になって、誰も喜ばなくなる。


そんなお客様をまた喜ばせるために、またさらに価格を下げる。
たぶん、喜んでもらえるでしょう。


しかし、また価格に慣れてしまいます。


そうやって、価格を下げるのを繰り返していった先に何が残ると思いますか?

価格競争の結果こうなるよ


価格を下げて、お客様は増える。=仕事量が増加


価格が下がる = 利益が減少。(売上は維持もしくは、低下)


つまり、利益が減ってるから、人や給料は増やせないけど、仕事は増えるという最悪の事態


疲れきって、不平不満をもらしている社員の顔が浮かびます…
かわいそう…


経営にも悪い影響が起きてきます。

利益が減少 = 会社に残るお金が減る


会社に残るお金が減る = 新しい投資や緊急時の蓄えがない。


つまり、会社を成長させることもできなければ、いざってときは即倒産してしまう…


お先真っ暗ですね。


でも… 

安くなきゃ売れないんです…



値上げなんかしたら、誰も買わなくなっちゃう…


それは〜 幻覚ですよ。

たしかに、ただ値上げをするだけでは、お客様は離れていってしまいます。

だって、今買いに来てくれてるお客様は、安いって価値を買いに来ているからです。


カンのいい人は、そろそろお気づきかもしれません。


そう、そうなんです。

安いって価値以外の価値で買ってもらえるようにするんです。


簡単に言うと、
「安かったから買いましたー」から「◯◯だから買いましたー」という風な買うための別の理由をつけてあげることが大切なのです。

ここから、トレーニング。



あなたは、美容院の店長。


価格競争に巻き込まれて困っています。


だって、周りには、1000円〜3000円ぐらいで髪を切ってくれるお店があって、自分達も安くしなければお客様が来ないって状態。
しかし、安い価格の状態では、一日何人も髪を切っても、大した儲けにならず…
回転率をあげるために、サービスが雑になっている…


社員も、疲れが見えていて…


どうにかしたい!!


ってことで、カット1万円にすることにしました。さぁ、あなたならどう売りますか?

私のアンサー


美容院が、ただ髪を切ってくれる場所ってなってる限り、安い値段しかつけられないと思います。


そこで、髪を切ってくれる場所から、モテる人になれる場所って価値へと変えることにしました。

内容は
・一人当たりかける時間を3時間へ変更(通常美容院1時間の3倍)
・その人に本当に合う髪型を、1時間かけて、美容師がアドバイス
・髪型だけでなく、普段のファッションからもトータルにサポート。
・イケメン、美女の美容師が、恋愛相談にものってくれる。


どうですかー このサービス。
1万円払う価値ありそうでしょ!!

だって、普通にファッションのアドバイスをもらうだけで、1万円以上かかるところもありますし、恋愛相談だって、もっと高いでしょー

1万円が安すぎるぐらい。

社員も一人のお客様にじっくり時間がかけられるので、負担も少ないし、多分切るだけよりもやりがいがありそう。


成功するかどうかは、もっと検証する必要はあるかと思いますが…


価格競争から脱出するための良いトレーニングにはなったかと思います。
ぜひ、皆さんも考えてみてね〜

価格競争から抜ける方法をもっと詳しく知りたい方は、こちらの本がオススメ

よそより10万円高くてもお客さんが喜んで買う「町の電器屋さん」が大切にしていること

よそより10万円高くてもお客さんが喜んで買う「町の電器屋さん」が大切にしていること